住宅設計前に予算を決めるべき?先に決めるメリットとデメリット


住宅設計前に予算を決めるメリット

住宅設計をする前に予算を決めると、建築開始までスムーズに進められるのがメリットです。予算の上限が決まっている場合には費用的に無理なことはすぐに妥協して気持ちを切り替えることができます。設備を入れるのは難しいというときもあれば、3階建てにするのは厳しいということもあるでしょう。予算が決まっていないとあらゆる可能性を考えなければならず、最終的に完成した設計では資金調達が不可能だという結論になることもあります。そこから妥協点を探していき、建てられる設計にするのはかなり手間がかかります。住み始めてから、もっと良い家になるはずだったのにという後悔の気持ちが生まれることもあるので予算を決めておいた方が安心でしょう。

住宅設計前に予算を決めるデメリット

住宅設計前に予算を決めると、その予算枠内でしか設計を考えられないのがデメリットです。予算を少しオーバーするだけでもっと大きな魅力がある家造りができる可能性はあります。今の予算では無理でも、1年後まで住宅を建てるタイミングを遅らせればワンランク上の魅力がある家造りができる可能性もあるのです。そのチャンスを逃してしまうのが住宅予算を決めてしまうデメリットです。また、予算内に収めていれば大丈夫だという安心感を持ってしまうのも問題になる場合があります。住宅ローンを返済できる範囲で上限を決めたはずだから大丈夫と思っていたら、厳しい生活を送ることになる場合もあるので注意しなければならないでしょう。

コストを抑えて建てることができるのがローコスト住宅です。着工から家の引き渡しが早いところも魅力的です。

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